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中国では日本鬼子、日本に帰れば売国奴。南方熊楠を目指していたのにアニリールセルカンになりつつあるペシミストでコミュニストでトーストマスターのTaとその老婆が上海のどこかで織り成す日常を描いたハートフルコメディ。

総合的に判断すると中国人と結婚するのは「やや面倒」くらい

この方は、ご両親から「面倒だから」「中国人と結婚するのだけはヤメてくれ」と言われたという。

実際は、面倒臭さの度合いだけで言うと、トータルでは「やや面倒」くらいだと思う。まだ日本人と結婚したことは無いので比較は出来ないけれど。

まず両家顔合わせにパスポートが必要というところから始まる、物理的な面倒臭さは当然ある。
どちらかの田舎にもう一方の家族を招待したりして、郷土料理を出したりしたとしても、口に合わないどころかそれを食べる習慣がそもそもない*1ということすらある。
そして、それらの違いを伝えることすら、通訳が必要。

しかし、これらも場合によっては面倒ではなく利点となる。

義実家がスープの冷めない距離にあるどころか航空機の安全な運航の為にスープが持ち込めない距離にあるのだ。
どうにかしてスープを持ってきてたとしても、一方の好みの味がもう一方にとっては辛すぎる*2酸っぱすぎる*3。だから、飲めなくても外国人だったら「しょうがない」とみなされる。
万が一それが気に食わない家族が皮肉や嫌味をうっかり言ってしまったとしても、翻訳時に濾過できるので両家の関係を良好に保てる。

このように、相手の家族が中国人(というか外国人)だからこそ、個人間の衝突や日中双方の因習を避けられることもあるのである。

もちろん、利点となり得ない純粋な面倒も諸々あるが、逆に、夫婦別姓が合法的に可能なことや、正月はどっちの実家で過ごすか問題が生じない*4ことなど、純粋な利点もある。

よって現在のところは「やや面倒」ぐらいと結論付けられる。今後10年、20年後かけて、体を張って調査を継続してゆく。

*1:生の魚とか、あるいはべらぼうに辛い鶏のもみじとか。

*2:実はスープに関しては、そんなに辛くないのもある。が、辛いのは本当に辛い。味とか分からん、ただただ辛い。

*3:中国人にとっては味噌汁は酸っぱいらしい。ソースは俺的老婆。

*4:中国は旧暦で祝うので絶対に被らない。