2月2日に開票される京都市長選挙、誰に投票すればいいかの判断材料をまとめた。ちなみに投票の仕方はこちらの京都市選挙管理委員会からのお知らせを参照。
shuichiro.ohira もうすぐやね。 #京都市長選挙 #誰に入れようかな #選挙行けよ
公約の比較
候補者は3人いてそれぞれ公約を発表してるんだけれども、形式がバラバラで比べにくい。なので、3人の公約の中から、市長になったら具体的にこうすると言い切ってる項目、つまり「めざす」とか「充実させる」とか「見直す」とかみたいな逃げ道のある言い方ではないものを抜き出してみた。例え自分が応援してない人が当選したとしても、「あんたこれやる言うたよね?」と迫るのに是非活用して欲しい。ただ、特定の人を推すことが目的ではないので、名前は仮にA、B、Cさんとしている*1。
Aさんの公約
Bさんの公約
- 中学校給食、中学以下の医療費を無料に
- 子供の国保料の均等割を免除
- 保育士の配置基準基準の引き上げ
- 保育無償化の対象外の副食費を国に無償化 ひとり親家庭の0~2歳児の保育料を一人目の子どもから無償に
- 奨学金返済を支援する制度及び京都市独自の奨学金を創設
- 就職適齢者の住所氏名の自衛隊への提供を、個人情報保護の観点から中止
- 国保料滞納者に対する資格証明書・短期証発行や差し押さえをやめる
- 介護福祉士養成校の学生への京都市独自の給付制奨学金を創設する
- 市職員による市民生活相談の包括チームの立ち上げ
- 地域リハビリテーションセンター・こころの健康増進センター・児童福祉センターの統合の方針は撤回
- 地元への経済波及効果を狙った「住宅リフォーム助成制度」を創設
- 保育士、介護士の賃上げに繋がる直接の処遇改善策や家賃補助制度を創設
- 現行2割の65-74歳の医療費負担を1割に
- 市が発注する事業に従事する労働者に時給1500円以上かつ設計労務単価の90%以上支払うように規定
- 地元雇用や地元産品を活用する地域貢献企業を認証する制度を創設
- 宿泊施設の総量規制を実施
- 京都市上質宿泊施設誘致制度は廃止
- 宿泊施設には玄関帳場と管理者常駐を義務付け
- 四条通の歩道拡幅による交通渋滞などの問題については、市域全体の交通量の総量規制
- 敬老乗車証は現行制度を守る
- 安全・快適な自転車道と駐輪場を増設
- 原発の再稼働は認めない
- 全ての住民を受け入れることができる避難所の確保と避難ルートの確立をおこなう
- 同性パートナーの市営住宅入居をみとめる
- 女性副市長を登用する
- 京都市身体障害者リハビリテーションセンター附属病院を復活させる
- 市長室を1階に設ける
情報ソースはBさんの公式サイト
Cさんの公約
いかがでしたか? 3つを見比べて、琴線に触れるものがあったら今度は自身で詳しく調べて、投票へ。どれも変わらんなぁと思ったら白紙票を入れに、自分がやった方がマシやと思ったら自分の名前でも書きに、投票へ*2。
じゃあ3人で直接話し合ったらどうなるの?
こうなる。
京都新聞の見方
選挙とは
選挙って決勝戦じゃなくて開会式なので、もっとお祭りっぽくみんなで参加すればいい。投票日でなくても、地元にいなくても投票できる。